ニリンソウ 17〜25編
ニリンソウ 17~25編 (全25編) その17「ヨモギ治療の効果」 萱野留利助から萱野家の人々がこれまで体験してきた 様々な辛い思い出を聞いて、 藤岡は、自分の身に降りかかったことの様に 心痛む思いがしていた。 […]
ニリンソウ 17~25編 (全25編) その17「ヨモギ治療の効果」 萱野留利助から萱野家の人々がこれまで体験してきた 様々な辛い思い出を聞いて、 藤岡は、自分の身に降りかかったことの様に 心痛む思いがしていた。 […]
ニリンソウ 9~16編(全25編) その9「不治の病」 高校を卒業して離れ離れになったとはいえ 北海道に渡った藤岡龍之介との交流は、 1〜2年頃までは頻繁に手紙や葉書のやり取りをして 近況を伝え合うことだけ
ニリンソウ 1~8編(全25編) その1「虫の知らせ」 その年のその日はまだ4月の終盤に入ったばかりというのに もう温度計の針は摂氏25度に迫る勢いで 早くも夏日の到来を思わせる日であった。 宝来玄黒はその日の朝 蒸し暑
クマバチとナヨクサフジ 5~9編(全9編) その5、「ラフマニノフ編曲・熊蜂の飛行」 ある夏の日 この家の前を通り過ぎようとすると 玄関ポーチの上のバルコニーの白いドアが珍しく開け放たれていた。 夏の盛りを
クマバチとナヨクサフジ 1〜4編(全9編) その1、「多摩川」 「ほら!やっぱり無理じゃないか! 水の上を人間が歩けるわけないよ!パパ!、、」 「いーや!忍! 昔の忍者はこれを使って 堀の水の上を横切って渡り石垣から城に
リンドウと桔梗 6~12編 (全12編) その6.、リュウタン様伝説・桔梗 老婆は大きな石の上に腰掛けてゆっくりと話を切り出した。 丁度 陽は頭の上にあり昼を迎えていた。 玄黒は老婆が用意してきたふんわりと
リンドウと桔梗 1〜5(全12編) その1、リンドウとの出逢い(全12編) 秋の彼岸がやって来ると 宝来玄黒は育てている庭の山野草達の中から必ず選び摘んで 仏壇に供える花がある。それはリンドウである。 それ
縁(えにし)・10~13編(全13編) その10;白桃 夏もそろそろ終わりを迎え始めた頃に 徳岡の妻・紬子が玄黒夫妻の家に一人で 不意に訪ねて来た。 今まで徳岡の妻が一人で来たことなど一度も無かっただけに 「徳岡に何か起
縁(えにし)・6〜9編(全13編) その6;集中治療室 電話の内容は概ねこうだった。 中川が働く店の得意先の会社から 仕出しの注文弁当を受けて自転車で届けた帰り 白山神社の境内のそばを通ると 大声で子供達が
縁・えにし 1〜5編(全13編) わくらば(邂逅)漫歩 (メタティックフィクション・随筆) ”縁(えにし)” その1;勿忘草 「この頃、玄黒さん!又独り言が多くなったわね!」妻・